わとびら会
~東京公演第3回目~
わとびら会
~夫婦道祖神にまつわるファンタジー童話劇~
「きらきら光る花となる」
ゲストプロフィール
山中 迓晶(10/21特別出演:おおかみ様)
観世流梅若会所属能楽師。
大阪市出身仙台市在住。2歳で初舞台を踏む。
京都造形大の非常勤講師を務めた後、梅若六郎家に入門。
能の愛好家を育てる「緑蘭会」主宰。
現代における能の可能性を求め多彩に活動。
幼稚園から社会人まで、それぞれに向けたレクチャーも好評を博し、能を未来に繋ぐ橋渡しとなっている。
既存の能楽にとらわれない自由な発想と行動力で幅広く活躍し、現代における能の可能性を模索している。
重要無形文化財総合指定保持者
宝塚歌劇「更に狂わじ」「眩れる月」「恋天狗」
「NOBUNAGA」振付
Chopard新作発表ショー演出
TVドラマ「天河伝説殺人事件」出演
オペラ「魔法の笛」衣装デザイン・振付・出演
オペラ「金閣寺」能楽指導
オペラ「魔笛」衣装デザイン・振付・出演
オペラ「瓜生島」出演
映画「護られなかった者たちへ」出演
他、映画出演、舞台出演など多数
今井 尋也(10/22特別出演:おおかみ様)
マルチパフォーマンスアーチスト。作家・演出家・俳優・音楽家(小鼓)・国立音楽院邦楽科、演劇科講師
幼少より祖父から能楽を学び、十代で初舞台。群馬県立前橋高校卒業。在学中から美術部にて平面や立体の作品製作に没頭する。その後、国立能楽堂研修生・多摩美術大学身体造形学科・東京芸術大学音楽学部邦楽科能楽専攻を卒業後、渡仏し、現代演劇と現代美術を学ぶ。帰国後、日本の古典と現代の身体性を兼ね備えたパフォーマーとして、コンテンポラリーダンスの舞台や東京国際舞台フェスティバル、ブレヒト演劇祭等の舞台で活躍する。2000年「メガロシアター」を主宰し、現代演劇の演出家として活躍する。いわゆるストレートプレイの枠には収まらず、ダンスや音楽、ハプニング的なパフォーマンスの要素を多く含んだ舞台を手掛けている。舞台も劇場だけではなく、演劇の社会性をより強く意識させる場所での公演が多い。近年ではアウトリーチ活動にも積極的に参加し、障害者の施設や小中高の授業で演劇やドラマセラピーを教えている。また、新作能やオペラの脚本・演出・音楽も多数手掛けている。(14年『少年たち』天正遣欧少年使節を描いた大分市民ミュージカル13年『水軍女王』瀬戸内国際ビエンナーレ正式参加作品12年『地獄門』ロダンとカミーユ・クローデルを描いた渋谷区民オペラ09年『ウインダーキッズの大冒険』狐の民話より小平市新作オペラ08年『基板』甲府創作能/05年『ほりきり沢の龍』六合村田舎能、他)
尚、舞台活動と平行して現代美術の作品製作を活発に行っている
石山 裕雅(10/21特別出演:おおかみ様)
創始300年、無形文化財「武州里神楽」石山社中十世宗家家元
四世紀に亘り武蔵国に里神楽を相伝してきた無形文化財「武州里神楽」石山社中の十世嫡子として生まれ、八世政雄・九世大隅に勲陶を受ける。「若山社中」丸謙次郎、長唄三味線・今藤長由利に師事。四世家元 若山胤雄に勲陶を受ける。能楽観世流シテ方・遠藤喜久に師事。
各神社、大河ドラマ、CM、歌舞伎座、国立劇場、水戯庵などに出演。CD「笛の季節」「和を以て」リリースし、海外でも広く愛好される。主催公演多数。
神楽の長者“太夫”と称される唯一無二の伝統芸術家であり、広い芸域と深い見識を元に分かりやすく伝統芸能を紐解く語り部として日本学ユニバーシティ教授、日本道師範代行を勤める
石川高(笙)
笙を宮田まゆみ・豊英秋両氏に師事、
雅楽合奏を芝祐靖氏に師事する。
国立劇場雅楽公演参加をはじめとし、
雅楽古典曲及び新作曲の演奏を行なう。
笙のほか、正倉院復元楽器である竿(う)も
演奏する。
雅楽団体「伶楽舎(れいがくしゃ)」に所属し、
雅楽古典曲や現代作品を数多く演奏している。
笙の独奏者としても、様々な音楽家、作曲家と共に、新たな音楽の次元を開拓してきた。催馬楽など雅楽の歌唱でも高い評価を受けている。古典曲のみならず現代作品の演奏も数多く、各分野の音楽家やダンサー、またオーケストラと共演し、国内外の 様々な音楽祭に出演している。
清水一登(ピアノ)
怪物とも音楽貴族とも言われる
独自の世界観を持つ音楽家。
1984年「チャクラ」「キリングタイム」、
仙波晴彦「はにわちゃん」を経て、
現在はヒカシューのメンバーとして活躍中。
1989年、れいちとのデュオ・ユニット「AREPOS」結成。また、自身のリーダー・ユニット「Ppabinia]「Gigongo]「先カンブリア・クラリネット四重奏団」などでも活躍中。
2008年、岡佐和香との定期即興ライブ「たのしいの〇んだふる」開始。
他に、GONTITI、サンディー、小泉今日子、カルメンマキなど、サポート多数。CMや、「トキワ荘の青春」「東京夜曲」(市川準監督)などの映画、「ブレヒトオペラ」などの舞台音楽も幅広く手掛ける。
伊野尾 理枝 (媼・枝葉しつじ・影絵)
1987 年、演劇実験室万有引力に入団。劇団の公演に数多く出演しつつ、一部の振付、演出等も担当。映画「リング」(1998 年)、「リング2」(1999 年)では日本のホラーアイコンともなった貞子を演じる。2018 年、自主企画の朗読劇「銀河鉄道の夜」を上演。朗読・伊野尾理枝、村田弘美、歌・竹林加寿子、ピアノ・前川珠子、美術・仲宗根浩。2020 年、TV アニメ「マギアレコード 魔法少女まどかマギカ外伝」で劇団メンバーと共に「ウワサの声」として数話に出演。
高橋 優太 (翁・猪どん・影絵)
演劇実験室⦿万有引力劇団員。寺山イズムを踏襲した肉体を持つ個性的なキャラクターで観客を魅了する。
近年は劇団活動のみならず、舞台の枠を超えて出演している。
出演作に、万有引力『身毒丸』しんとく役、座・高円寺レパートリー『ピノッキオ』、Black Boboi『Ogre』MV出演など。
杉村 誠子 (蝶ひきゃく・影絵)
大阪府出身。 Ort-d.d(現Theatre Ort)の劇団員を経て、当時の仲間と共にユニット「三匹が着る」を立ち上げる。舞台を中心に活動中。主な参加団体として、演劇実験室◎万有引力、遊戯空間、虹艶bunny 、楽園王、shelfなど。最近の主な出演作には新国立劇場主催「東京ゴッドファーザーズ」、演劇実験室◎万有引力「奴婢訓」(武蔵野美術大学、ポーランド、香港)、遊戯空間「詩×劇 フクシマの屈折率」(上野ストアハウス)などがある。